今回は「バンドのバックグラウンド商品について考えてみた」というテーマでまとめます。
グッズやチェキ、ライブ音源、ファンクラブ…
こういった“音楽そのもの以外”の収益導線って、実は売上のためだけじゃなくて、ファンを育てるためにめちゃくちゃ重要なんですよね。
Contents
そもそも「バックグラウンド商品」とは?
バックグラウンド商品は、ざっくり言うと
音楽体験の「裏側」「余韻」「関係性」を商品化したもの
です。
CDや配信は「音楽」そのもの。
バックグラウンド商品は、音楽を聴いたあとに生まれる
- もっと知りたい
- もっと近づきたい
- 思い出として残したい
この気持ちに応える商品です。
ポイント
バックグラウンド商品=「売るため」だけじゃなく、関係性を深める装置。
まず思いつく王道:グッズ・チェキ・ライブ音源
① グッズ(世界観を持ち帰る)
- Tシャツ
- タオル
- ステッカー
定番ですが強いです。
特にステッカーは低単価×買いやすいので入口として優秀。
② チェキ(最強の関係性商品)
チェキはただの写真じゃなくて、
- その日だけの体験
- 直接コミュニケーション
- 二度と同じものがない希少性
が価値になります。
つまり体験型商品です。
③ ライブ音源(体験の再利用)
- その日の空気感を保存できる
- 「あの日のライブ」を持ち帰れる
ライブに来た人に刺さるのはもちろん、来れなかった人への導線にもなります。
ここからが重要:バックグラウンド商品の「階段設計」
バックグラウンド商品は、単発でバラバラに置くよりも、
ファンの熱量に合わせた“階段”として設計すると強いです。
レベル1(ライト層)
- ステッカー
- 小物グッズ
- SNSフォロー導線
レベル2(ファン層)
- Tシャツ・タオルなど定番グッズ
- チェキ
- ライブ音源
レベル3(コア層)
- ファンクラブ
- プレミアムライブ
- 体験型コンテンツ
レベル4(支援者層)
- 名前掲載・クレジット
- 限定制作物
- 継続支援プラン
これができると、ライブ→物販→次回ライブ…の流れが自然になります。
ファンクラブとプレミアムライブは「関係性のストック」
④ ファンクラブ(接点を途切れさせない)
ファンクラブが強い理由は、継続接点を確保できるから。
- クローズド感
- 限定コンテンツ
- メンバーの素が見える
ここに入った時点で、ファンは「観客」から「仲間」寄りになります。
⑤ プレミアムライブ(熱量の高い層の受け皿)
- 少人数
- 特別感
- 高単価
「濃いファン」を大事にするほど、ライブの空気も良くなるので、結果的に集客も安定します。
追加で入れておくと強いバックグラウンド商品アイデア
⑥ デジタル限定コンテンツ(原価ほぼゼロ)
- 未公開デモ音源
- 歌詞の原案
- リハ映像
- 制作中のボイスメモ
デジタルは在庫リスクがなく、希少性(限定公開)で価値を作れます。
⑦ 体験型(モノじゃなく時間を売る)
- リハーサル見学
- オンライン打ち上げ
- メンバーとのミニ交流会
コア層向けですが、関係性を一段上げる力が強いです。
⑧ ストーリー系(理解が深まるほど愛着が増す)
- 楽曲解説(PDFでもOK)
- 制作日記
- ツアーノート
世界観が強いバンドほど刺さります。
⑨ 名前が残る商品(応援の可視化)
- クレジット掲載
- サンクスムービーに名前
- Special Thanksに掲載
ファンの「支援したい」を形にできます。
⑩ 次につながるチケット型商品(離脱防止)
- 次回ライブ割引券
- 先行予約権
- 限定URL(先行視聴など)
売上よりも、次回へつなぐ導線として機能します。
売上より大事な指標:「関係性が深まったか」
バックグラウンド商品で本当に見るべきなのは、
- 単価
- 利益率
だけではなく、
- 次も来てくれるか
- SNSで反応が増えたか
- ファンが「自分から」動いているか
関係性が一段深くなったかです。
結論
バックグラウンド商品は「儲けるため」だけじゃなく、
ファンが育つ仕組みとして設計するのが最強。
まとめ:バックグラウンド商品は“階段”で作る
- グッズ・チェキ・ライブ音源は王道
- ファンクラブとプレミアムライブで関係性をストック
- デジタル/体験型/ストーリー/名前掲載で深掘りできる
- 売上より「次につながるか」を指標にする
この設計ができるバンドは、集客も収益も安定していきます。



